Peru Carnaval Typica, Caturra and Bourbon Washed long fermentation 200g

Peru Carnaval Typica, Caturra and Bourbon Washed long fermentation

生産国:Peru(ペルー)
生産者: Juver Santacruz Diaz(フベール・サンタクルス・ディアス), Carlos Vega Vasquez(カルロス・ベガ・バスケス),Osvaldo Rojas Vasquez(オズワルド・ロハス・バスケス), Celso Carrasco(セルソ・カラスコ)
地域:Cajamarca,Cutervo,Callayuc(カハマルカ県、クテルポ郡、カジャユク地区)
標高:1,800m-2,000m
品種:Typica, Caturra and Bourbon(ティピカ、カトゥーラ、ブルボン)
生産処理:Washed long fermentation(ウォッシュド ロングファーメンテーション）
焙煎度:Light Roast(浅煎り)

ペルー、カハマルカ県より４名の生産者によるミックスロットをリリースです。
生豆はCOFFEE COUNTYさんが現地で買付されたものを購入させていただきました。

赤りんごや蜜柑、黄桃といった甘さを伴ったふくよかな果実味と、口当たりはシロップのようにとろったした質感。
その中にもフレッシュな果実の瑞々しさ、ふわっと消えていく余韻の心地よさがあります。

生産処理はウォッシュドですが、洗う前の発酵時間をやや長めにとっていることや、品種が３つミックスされていることで複雑みが生まれているのではないでしょうか。

現在リリースしているGuatemalaのコーヒーと全く同じ3品種のロット、テロワールやプロセスの違いも楽しんでいただけると嬉しいです。

以下エクスポーターcultivarさんより

このロットは、私たちにとって特別な存在です。なぜなら、昨年試飲した中で最も大胆で、予想外で、楽しいフレーバーノートを持つコーヒーを厳選したものだからです。
私たちのテイスティングラボでこのコーヒーを試したとき、自然とニヤリと微笑んでしまい、お互いに顔を見合わせて「ワオ！」と声が出るほどでした。他の名前をつけることもできましたが、このロットにぴったりだと思った名前がありました――それが「Carnaval（カルナバル）」です。

ペルーのカハマルカは、乳製品や伝統的なお菓子「ロスキータス（小麦粉、砂糖、バターまたはラードで作られるアンデス地方のスナック）」、そしてもちろん高品質なコーヒーで有名な地域です。
さらにカハマルカは、毎年2月に行われる「カルナバル・カハマルキーノ」でも有名です。1930年代に始まり、今ではペルー国内でも最も明るく、楽しみにされている祭りのひとつです。もともとは家族や親しい人々が集まる風習から始まり、次第に他の家庭や地域にも広がりました。

このカーニバルでは、音楽家や詩人が集まり、即興の四行詩（クアルテート）を作り、通りで歌いながら踊ります。人々は「パトルージャ（patrullas）」と呼ばれるグループに分かれ、それぞれが伝統的な踊りや地域文化を表現する衣装を着て行進します。通りは色とりどりの飾りで彩られ、パレードがそこを通り抜けます。また、水遊びや色粉を使った遊びも盛んで、まるでルールが存在しないかのようにみんなが自由に楽しみます。

このロットは、まさにそんなカーニバルの精神を体現したものです。クテルボ地域のさまざまなコミュニティから集まったコーヒーが、まるでフェスティバルのような一体感と賑やかさを感じさせてくれます。もしあなたがこの味からお祭りのような気分を感じたら――それは私たちの思い通りです。できれば、カハマルカの祭りを想像してくれたら嬉しいです！